【報告書賞】錦林保育園
子ども達の大好きなぐりとぐらとすみれちゃんのあのすみれちゃんから手紙が届きました。 すみれちゃんから、“みんなでちからをあわせておおきなすみれかぼちゃを育ててね”と いう手紙とかぼちゃの種が届きました。 “わぁ~すみれかぼちゃ食べたい”と大喜びの子ども達。小さな手のひらにかぼちゃの種を大事に握りしめて、慎重に撒く姿がみられました。 それから、毎日すみれかぼちゃにお水をあげて成長を見守り、緑色の葉っぱや黄色いお花が咲くと、“みてみて~!”おはながさいている!と教えてくれました。 その後、受粉し実ができるとすみれかぼかちゃは順調に大きくなり“おおきい~”“はやく、たべた~い”と収穫する日が待ち遠しい様子でした。 すみれかぼちゃがすくすくと成長し、8月中旬に、収穫しました。“みんなで、かぼちゃパーティーできる~♪”と大喜びの子ども達。収穫したすみれかぼちゃを順番に持ち“おもた~い”とつぶやく子もいれば元気よく持ち上げる子もいたりと反応は様々でした。すみれかぼちゃの重さを測ってみると、1365g!!甘くてほかほかのかぼちゃが食べられるように、調理の先生に大切に保管してもらうことにしました。 1か月後、待ちに待ったかぼちゃパーティーの日!!今回は、絵本”ぐりとぐらとすみれちゃん“にでてくる”かぼちゃのぺたぺた焼き“を子ども達と一緒に作りました。かぼちゃを半分に切ると、”わぁ~たねがいっぱい!”と大喜びの子ども達。かぼちゃの種を触ったり、匂いを嗅いだりして感触を楽しみました。 透明のお鍋のなかに、かぼちゃを入れてグツグツ煮ると興味津々な表情でじっと見つめ“あわがいっぱい””かぼちゃさんあつそう~”とつぶやく子ども達。茹でたかぼちゃを袋のなかに入れ、”ギュッ ギュッ”と声を出しながら子ども達が心を込めて潰しました。 おやつの時間になり、調理の先生にみんなが潰したかぼちゃを丸めてホットプレートで焼いてもらいました。ホットプレートで焼いたかぼちゃの良い匂いがしてくると、”わぁ~いいにおい!””はやく、たべた~い!”と焼きあがるのが待ち遠しい様子の子ども達。 焼きたての”かぼちゃのぺたぺた焼き”を食べると、”もちもちしてる~!””おいしい!”と満面の笑顔がみられました。 かぼちゃを育てることによって、みんなで協力して育てようという気持ちが芽生え、毎日観察して成長の変化を楽しむことができました。